お金があることと幸せは比例しない:サバンナ八木と他の人々が語る心豊かな生活術

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「相方とギャラの差6倍の過去」サバンナ八木“お金のプロ”に合格!見栄のレースは降りたモン勝ち

「お金があることと幸せは比例しないと思っています」。そう語るのはお笑い芸人のサバンナ・八木真澄さん。彼は、低賃金・高物価時代を生き抜く心構えと節約術をまとめた『年収300万円で心の大富豪』を上梓し、その中で幸せはお金ではなく心の持ちようだと説いています。

お金持ちが必ずしも幸せではないと気づく

八木さんは、多くのお金持ちと接する中で、彼らの生活が必ずしも幸せそうではないことに気づきました。「この業界には、売れてたくさん稼いでいる先輩もいれば、バイトしている人間もいます。僕も相方と、ギャラの差が6倍ついた時期もありましたが、お金を持っている人が必ずしも幸せそうには見えないし、バイトしてても幸せそうな後輩もいました」。

同様に、IT業界で成功を収めたある起業家も、莫大な富を築いた後に「物質的な豊かさが必ずしも心の豊かさをもたらすわけではない」と気づきました。彼は、一度は高級車や豪邸に囲まれた生活を送りましたが、結局は家族や友人との時間を大切にすることが本当の幸せであると悟り、シンプルな生活に戻りました。

見栄を張らずに“お得”を突き詰める

八木さんは、見栄を張らずにお得を追求する生活を送っています。例えば、外食費を抑えるために激安居酒屋を行きつけにし、サブスク居酒屋を利用しています。また、家族が住む大阪では激安スーパーを利用して食費を抑えています。

彼は「知っているか知らないかが大きい」と語り、モノの値段の相場感を頭に入れておくことの重要性を強調します。例えば、地下鉄の回数券を利用することで長期的に得をすることや、ボトルで頼むと安くなる居酒屋での注文方法など、知識を駆使して生活費を抑えています。

他の心豊かな生活術の事例

  • 地域活動への参加: 地域のボランティアやコミュニティ活動に参加することで、地域社会とのつながりを深め、心の豊かさを感じる人もいます。ある女性は、毎週末に近所の清掃活動に参加することで、地域の人々との絆を深め、孤独感を解消しています。
  • 自然との触れ合い: 自然の中での時間を大切にすることも、心の豊かさを育む一つの方法です。週末にハイキングやキャンプに出かけることで、都会の喧騒から離れ、心をリフレッシュさせることができます。
  • 趣味の追求: 趣味を持つことは、生活に彩りを加えます。ある男性は、陶芸を始めたことで、創造力を発揮し、日常生活に新たな喜びを見つけました。

国の制度を利用しないのはもったいない

八木さんは、難関のFP1級の学科試験に合格し、国の制度を活用することの重要性を学びました。労災保険の特別加入制度や個人型確定拠出年金(iDeCo)、小規模企業共済などを活用することで、生活の安定を図っています。

家庭内でできるサービスを増やす

老後を見据えて、家庭内でできるサービスを増やすことも大事だと八木さんは言います。「僕は妻に髪の毛を切ってもらっています。失敗してもいいからって始めて、4~5年たったら上手に切れるようになりました」と笑います。また、自作のお寿司や夫婦でのマッサージなど、家庭内での楽しみを工夫しています。

サバンナ八木のプロフィール

八木真澄●1974年生まれ、京都府出身。立命館大学産業社会学部卒業。高橋茂雄とお笑いコンビ・サバンナを結成し、1000個以上のギャグを持つ。2023年には2級ファイナンシャルプランニング技能士を取得。近著に『年収300万円で心の大富豪』(KADOKAWA)がある。


このように、八木さんや他の成功者たちは、自らの経験をもとに、心豊かな生活を送るための知恵を多くの人々に伝えています。

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